合コンに例えて考えてみる。肺胞の酸素と肺血流の赤血球とのカップルが成立すればするほど、その合コン(呼吸)の効率は良いということになる。効率の悪い合コンだと、カップルは成立しにくく、ばらばらな雰囲気になってしまう。すなわち、A-aDO2は開大してしまう。
①拡散能の低下(肺気腫、肺線維症)
せっかく合コンに来たのに男女で席が別々でしかも仕切りがあるではないか。これではカップルはできない。
②Va/Q不均等分布の増大(死腔→PE、シャント→Eisenmenger、無気肺)
せっかくの合コンであるが、男女比が均等ではないではないか。少数の女子を取り合うこととなり、結局カップルはできない。